栄町まちづくり大学

川崎 隆克(千葉県 防災士)
報告者―千葉県防災士技術支援チーム
川崎 隆克

平成28年2月13日(土)9時30分~12時
  ふれあいプラザ3F会議室
  講師(敬称略)―仲村誠、中村利孝、佐藤修一、川崎隆克

―ワークショップ―

ワークショップとは、住民が中心になって地域の課題を解決しょうとする場合ワークショップの手法を用います。学びや創造、問題解決やトレーニングの手法です。公園づくりや道づくり、公共施設の計画など住民参加型の活動形態の一つとして位置づけられています。

テーマ「過去の災害から自助・共助の教訓と
                     地域での防災・減災を考える」


○兵庫県南部地震1995年1月17日、5時46分、震央―淡路島MG7.3
質問―兵庫県南部地震の揺れ時間は?
死者6.434名(3名)、重軽症者43.792名、建物全半壊249.180棟、(世帯数460.357)、出火件数293件(神戸の消防力7件)
○兵庫県南部地震から東北地方太平洋沖地震までの16年間でMG6.4以上の地震14回
○千葉県北東部、(栄町)震源とする地震MG5以上6回、MG3以上17回、被害想定からMG6弱
全半壊1、170棟、死者9名、重軽傷者3、614名、出火件数2件

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「新しい知見で考える防災」―時代遅れの防災、
東日本大震災における行政の被害

○庁舎の損壊やそれにともなう車両・防災資機材の被害(液状化による段差、車庫前の亀裂で車両の出庫に支障)
○揺れで停電、通信施設の損壊、情報収集に影響
○道路の寸断、陥没による交通渋滞の発生等、消防・救助車両が遅延又は現場にいけない、通信手段が途絶え行政職員参集困難、安否確認に時間を要す、人員の確保が困難、避難住民のケア(助け)が出来ない。
栄町の被害想定(栄町地域防災計画より)
自分は被害想定の人数には含まれていないと思う(個人の意識こそ災害に強い世帯、地域、町になる)

自助と共助とは
○自助(自宅の耐震化)が共助になる―家屋倒壊・家具の下敷き・閉じ込め、負傷、道路が閉塞、火災延焼→被害はさらに拡大する
○耐震構造の建物は階層により揺れも異なり被害も異なる、安否確認は上階から行う
○家具の固定は高低に拘わらず固定―固定したから安全ではない避難する時間を稼ぐためでもある。キッチンは家の中で一番危険で有る事を日頃から認知
学校の避難所としての機能
○学校が耐震補強を行ったとしても機能を失う事が有る非構造物の落下、転倒で避難所として安全ではないこともある。東日本大震災の被害を踏まえ学校施設の整備に関する検討会が文化省に設置
備えの優先順位を見直し効果的な減災
○必ず怪我をするという前提で「でも重傷にはならない為に」―物を減らす、極力収納、固定、そして最悪のために「応急手当用品」を充実して、応急手当の技術を磨いておく、体を守る方法修得
避難について
○避難することありきから自宅での滞留生活を推進、自宅で過ごすメリットは冷蔵庫の食材の活用して栄養バランスの良い食事が摂れる事。日頃から10日分以上の食材を備蓄しましょう。災害時、水も火も使わない料理、缶パン、缶詰め、ご飯パック、
共助の重要性(兵庫県南部地震の事例)
○市民による消火活動82%―長田区西代市場火災「自治会リーダーの呼びかけで200人以上バケツリレー倒壊家屋を動かし延焼防止、東灘区御影西町火災―子どもを含む約300人がバケツリレー、長田区東尻池町火災―近隣企業からへポンプ、ホース提供を受け消火活動 資料提供―日本火災学会
被災地での犯罪に備える
○強姦・暴行・わいせつなど、夜間のトイレ、見知らぬ住民同士が雑魚寝、着替える場所が無い、下着を干す場所が無い、寝てる間に盗まれる→自宅で施錠して寝られることが身を守る、地域で災害時における防犯対策
栄町まちづくり大学「防災学部」を履修して「地域の防災力向上に向けて」何を・・!?
○地域の防災計画の見直し(年間)○地域内企業との災害協定
○要援護者の支援計画        ○救出・救助技能習得
○自主防災組織の恒常化      ○災害に役立つロープワーク
○防災訓練の立案           ○防災講演、防災施設見学企画
○避難所運営計画作成(避難訓練含む)
○耐震補強、転倒防止、非常備蓄の啓蒙推進
○初期消火訓練(消火器取扱)、消火器の設置普及
○火災報知機の普及推進
○安否札の作成と地域普及
○災害時近隣住民の共助との有り方
○防災資機材の整備(防災倉庫)
○応急手当、応急担架、AED、心肺蘇生講習企画、実技指導

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地元自治会でDIGの実施

川崎 隆克(千葉県 防災士)
報告者―千葉県防災士技術支援チーム 
川崎 隆克 
実施日―平成28年2月5日(土)      
場 所―竜角寺台自治会第三集会場   
参加者―34班会員14名           

 昨年、9月27日、自治会班長45名にDIGを実施しました。自治会役員に今後も継続的に実施していきたいとの要請が有り、今回は個別に34班の班員に実施いたしました。
 最初に付近の消火栓の取り扱い説明を行い、その後二班に分かれ1200分の1地図を使用し消火栓の位置、ホース20m×5本=100mの円周を記入し、直線距離では届くが路面を延長すると未警戒区域で出る事を確認、一連の作業を行い課題発表、約2時間のDIG終了致しました。遠路から中村利孝防災士も駆けつけて頂き「3.11千葉県の被害」映像DVDの放映を行って頂き、毎回の事ですが感謝致しております。合掌

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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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