調布市防災教育の日の防災講演

松井 正雄(東京都 防災士) 東京都支部

 調布市防災教育の日である、4月23日(土)に調布市立第五中学校からの依頼により、防災講演を行いました。
 受講対象者は、調布市立第五中学校の生徒732名と教職員、保護者、市職員、消防関係者及び地域住民など合計約800名。
 演題を、「東日本大震災とボランティア活動」と題して同校の体育館で実施しました。
 講演のポイントを地域防災力と中学生の防災力と決め、内容は、「東日本大震災の傷跡」「東日本大震災の教訓」「ボランティア活動の色々」「地域防災力と中学生力」の4部構成にしました。
 「東日本大震災の傷跡」は、講演の導入部分として私が初めて被災地を訪れた2011年4月から昨年2015年7月までの間に撮影した写真を見てもらいながら当時の様子を振り返ってもらいました。
 「東日本大震災の教訓」では、「越喜来小学校」と「大川小学校」、「普代水門」と「田老防潮堤」の成功事例と失敗事例を紹介し、釜石の奇跡といわれた「釜石市立釜石東中学校の避難行動」の様子を説明し、『「釜石市立釜石東中学校の避難行動」は、奇跡ではなく、災害への備えと訓練を十分に行っていれば、どこででも起こすことができるはず。』と締めくくりました。
 「ボランティア活動の色々」では、日本防災士会の実施したボランティア活動の紹介と、私個人で行った活動や、防災士の有志で行った活動を紹介しました。
講演のポイントとなる「地域防災力と中学生力」では、一つ目は、「中学生は、災害を理解し、自分で自分の命を守ることができる。だから人を助けることができる。」どちらかというと助ける側にいる。
 二つ目は、「中学生は、自分たちの住んでいる地域の学校に通い、地域のことをよく知っている。」地域に密着して活動することができる。
 三つ目は、「すでに多くの地域で中学生による活動実績が証明されている。」ことを紹介し、
中学生による活動事例として、千葉県北部支部が支援している千葉県船橋市立湊中学校の体験型学校防災訓練を紹介しました。
 最後に、宮城県の女川中学校の生徒が在学中から卒業後の現在も継続して命を守る活動を続けている「1000年後の命を守るための、【いのちの石碑プロジェクト】」を紹介し、2014年11月に女川中学校の校庭に建てられた、いのちの石碑第1号に刻まれた、女川中学校の生徒が読んだ、“夢までは 壊せなかった 大震災”の俳句を読み上げて終演といたしました。

   講演会場の様子         講演会場の様子
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  三陸鉄道「島越駅」         大槌町消防署
  (パワーポイントから)       (パワーポイントから)
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気仙沼港(パワーポイントから)  JR「大谷海岸駅」(パワーポイントから)
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湊中学校の実践型ロープワーク体験 湊中学校の実践型ロープワーク体験
  (パワーポイントから)        (パワーポイントから)
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女川中学校生徒による募金活動  女川中学校「いのちの石碑」
 (パワーポイントから)        (パワーポイントから)
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日本防災士会は、会員相互のネットワーク構築とスキルアップを支援し、地域防災力の向上に寄与することを基本理念として活動に取り組んでいます。

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